2006年03月28日

税務分析

財務分析とは、財務諸表から得た情報、すなわち会計情報(税務数値)を整理、比較、検討することによって企業の経営状態を把握することです。

財務分析は、行う立場によって分析する視点が異なります。
投資家   ⇒   株式や債券を取得するか?売却するか?
金融機関  ⇒   融資すべきか?融資条件は?
取引先   ⇒   販売代金の支払いは大丈夫か?
同業他社  ⇒   ライバル会社の情勢は?
管理者   ⇒   自分が管理する部門の問題点は何か?
経営者   ⇒   経営上の問題点は何か?

『財務分析の種類』 

※収益性・・・儲けの程度を分析する

※安全性・・・倒産の危険度を分析する

※成長性・・・企業の成長・発展、衰退の程度を分析する

※生産性・・・経営効率を分析する

『指標』

※収益性
総資本経常利益率(%)=(経常利益/総資本)×100
売上高経常利益率(%)=(経常利益/売上高)×100
売上高総利益率(%)=(売上総利益/売上高)×100
売上高販管比率(%)=(販売費/売上高)×100
金融比率負担率(%)=((金融費用−金融収益)/売上高)×100
総資本回転率(回)=売上高/総資本
棚卸資産回転率(回)=売上高/棚卸資産
棚卸資産回転期間(日・月)=棚卸資産/売上高÷365(12)
売上債権回転率(回)=売上高/売上債権
売上債権回転期間(日・月)=売上債権/売上高÷365(12)
仕入債務回転率(回)=売上高/仕入債務
仕入債務回転期間(日・月)=仕入債務/売上高÷365(12)
固定資産回転率(回)=売上高/固定資産

※安全性
自己資本比率(%)=(自己資本/総資本)×100
負債比率(%)=(負債/自己資本)×100
流動比率(%)=(流動資産/流動負債)×100
当座比率(%)=(当座資産/流動負債)×100
インタレスト・ガバレッジ・レシオ(倍)=営業利益と受取配当の合計/支払利息
固定比率(%)=(固定資産/自己資本)×100
固定長期適合比率(%)=(固定資産/固定負債と自己資本の合計)×100

※成長性
売上高増加率(%)=((当期売上高−前期売上高)/前期売上高)×100
利益増加率(%)=((当期の利益−前期の利益)/前期の利益)×100
総資産増加率(%)=((当期総資産−前期総資産)/前期総資産)×100

※生産性
労働生産性(円)=付加価値/従業員
付加価値率(%)=(付加価値/売上高)×100
従業員1人当たり売上高(円)=売上高/従業員数
労働装備率(円)=有形固定資産/従業員数
設備投資効率(%)(付加価値/有形固定資産)×100
有形固定資産回転率(回)=売上高/有形固定資産

御社の診断はこちらで出来ます。上記の指標を使って診断してくれます。
http://k-sindan.smrj.go.jp/crd/servlet/diagnosis.CRD_0100
ちなみに、金融機関が融資の際にベースにする指標がこのCRDとなっています。


                                               Description:徳留





posted by 植木保雄税理士事務所 at 10:48| Comment(41) | TrackBack(3) | 財務分析 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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